シャドーイングの効用



いまTOEIC対策で新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)に取り組んでいますが、ここで紹介されているシャドーイングを試したところ、大分問題が聞き取りやすくなったため、そのやり方を紹介したい

  1. まず、通常通り音声を聞いて問題を解く。トレーニング目的であれば一音声毎に取り組まれるといいと思います。
  2. わからない問題があれば再度音声を聞いてすべての問題をマークする
  3. 回答・解説の確認
  4. スクリプトを確認し、わからない単語などを調べる
  5. スクリプトを見ながらシャドーイング。音声を聞いて、その音声通りに発話する感じです。音声より先にいってはいけません。これを最低5回繰り返す。音声通りに、つっかえることなく話せたら次のステップへ進む
  6. スクリプトを見ずにシャドーイング。つっかえることなくシャドーイングできるまで繰り返す。
  7. ここまできて、次の問題に取り組む。1~6のステップを繰り返していきます。
最初は音声についていくのが難しく、何十回とやることになると思いますが、だんだん慣れてくると割と少ない回数でもうまくシャドーイングできるようになります。あとは問題によって難易度に差があるのと同様に、シャドーイング難易度も異なりますので、必ずしも回数が減っていくというわけではないが概ねそのようになります。

本自体のレビューもしておきます。
この本にはTOEICのテクニックがいくつか書かれていますが、問題数はそんなに多くないため、誰にでもお勧めできるっていう類の本ではありません。テクニックは立ち読みで学びきれる量です。演習問題の前に記載されているのでチェックするといいでしょう。
とはいうものの、現時点では新形式対応の問題集自体が数多くないため、すぐに試験を受ける人であれば買ってもいいかもしれない。
難易度は他の問題集と比べやや簡単な印象を受けました。

0 件のコメント :