雑談です
Go Securityというアプリ
偽のGoogleサイトを表示して、あなたのアカウントがハッキングされたという警告文で煽ることでインストールを促す広告を出している
多くのユーザーはそれとは知らずにインストールし、なんだかよくわからないけれどアプリがウィルスの除去をしてくれたと錯覚している
このような詐欺広告を出している時点でこのアプリの信頼性など欠片もないわけだが、インストール後も偽装の警告文でユーザーを不安に陥れさせ、あたかもこのアプリが検出してくれたかのように思い込ませる手口
非常に汚い
Google Playのランキング1位に位置し、評価も異様に高かったのでレビューをいくつか読んでみたところ、業者と思わしきものもいくつか散見されたが、それと同時に一般ユーザーであっても高評価しているように感じられた
「なんだかよくわからないけれど検出してくれたと同時に削除してくれた。ありがとう」的なコメントが多かった
これらのレビューから思うにユーザーは、なんだかよく仕組みがわからないけれど安心できるのであればそれに縋りたくなるという傾向を示しているように思う
このアプリをインストールすれば安心が買えますよ的な
まるで壺売りだ
日常で壺売りを見かけてもスルーする人が大半だと思うが、ことスマートフォンやらパソコンに話が移ると壺売りに騙される人が増加する
そんな感想を抱いた
今や多くの人がスマートフォンを手にするようになったが、その仕組みやらセキュリティについてよく知らぬまま利用しているのが大半だろう
そもそもスマホにおけるセキュリティや個人情報の扱いはかなり特殊で、ガラケー時代であれば電話帳のデータを抜き出すアプリなんてのは非難の対象になるだろうが、ほとんどのスマホアプリ、特にSNSアプリはそのような抵抗を軽視し当たり前のように個人情報を要求している事態なのでどのように賢く使うかという別の議論が生まれる
個人情報を抜くアプリはウィルスなのか否か
いずれにせよこのアプリの場合、詐欺広告を出している時点でインストールすべきではないアプリだと私は思うが、今一度、そのアプリが信頼に値するのかどうか考える必要があると思う
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