Ubuntu,Kubuntu,Ubuntu GNOMEの比較

2014年4月17日にUbuntu 14.04 LTSがリリースされました。
今まで主にLinux Mintを使ってきたけどこの機会に3Dデスクトップ環境であるUbuntu,Kubuntu,Ubuntu GNOMEを試してみました。

1 Ubuntu


アプリを開くのが面倒だが情報豊富で初心者におすすめ!


Ubuntuといえば日本で最も有名なLinuxディストリビューションです。Linux入門書の付録としてよく使われています。

かなり有名なディストリビューションだけど使い勝手の方はイマイチだったりする。
Unityというデスクトップ環境を用いているがこれがものすごく使いづらい。

ドックにアプリケーションを登録できるんだけど使い勝手を考慮するとそんなに沢山登録できないし、登録しきれないものについてはいちいち検索をしなければ使えない。

だが日本語の情報が豊富で困ったことがあれば検索すれば大体解決する。
Linuxはトラブルがつきものなので情報が多いというのは軽視できない要素だったりする。
 初心者におすすめのディストリビューションだと言えます。


2 Kubuntu

美しいデスクトップだが環境に左右される

個人的にUbuntuファミリーの中で最も美しいと感じるのがKubuntuです。
3Dレンダリングがうまく使われています。

ただ結構メモリを消費するので快適に動作するのかどうかが心配どころ。
また他のデスクトップ環境と比べ少し変わったところが所々あるので慣れが必要かもしれない。
あと外部メディアのファイルの削除がなぜかうまく行かない。
.Trash-1000みたいなフォルダが表示されるけどこれを削除しようとするとエラーが出る。よくわかりませんな。


注:Driver Managerの設定をいじると場合によって解像度がおかしくなるみたいです
  あまり下手にいじらないほうがいいかもしれません

3 Ubuntu GNOME

カスタマイズ可能なデスクトップ

現在この記事をUbuntu GNOMEから書いています。
割と安定していてこの三種類の中だとUbuntu GNOMEが一番気に入っています。

GNOMEといえばFedoraが思い浮かばれます。
Fedoraには少し苦手意識があるのですがUbuntu GNOMEだと問題なく使用できますね!

デスクトップがカスタマイズ可能でGNOME Shell ExtensionsやTweak Toolよりアプリケーションメニューを表示するように設定することができたりします。

Linux Mintもいいけどたまには他のディストリビューションを使ってみるのもいいですね。

0 件のコメント :